地殻構造探査学

データ解析演習(その6:おまけ)

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デコンボリューション

以下に示すのは説明のためのサンプル。sample.suというファイルはないので注意。

sample.su の自己相関を表示する。

$ suacor < sample.su sym=0 | suxwigb &
下図に示す自己相関から、周期0.04秒程度の繰り返しが卓越していることがわかる。 そこで、 自己相関の2山目以降を取り除き波形を短縮するように、予測距離0.03秒の予測 誤差フィルタ(デコンボリューション)を適用する。 適用した結果の自己相関を表示すると、繰り返しが除去されていることがわかる。
$ supef minlag=0.03 < sample.su | suacor sym=0 | suxwigb &

図:自己相関(の一部を拡大)。(左)元の波形、周期0.4秒程度の繰り返しが 卓越している。(右)デコンボリューション後、繰り返しが除去されている。


さて、cdp_1095_flt_gain.su の自己相関を表示する。

$ suacor < cdp_1095_flt_gain.su sym=0 | suxwigb &

自己相関を参考に、 適切なminlagの値を用いてデコンボリューションを適用する。 パラメータの選択は課題その3のデコンボリューション(予測デコンボリューション)を参考にするとよい。 デコンボリューションが適切かどうかは結果の波形やその自己相関を表示させて判断する。 多少の試行錯誤が必要かもしれない。

$ supef minlag=???? < cdp_1095_flt_gain.su | suxwigb &
$ supef minlag=???? < cdp_1095_flt_gain.su | suacor sym=0 | suxwigb &
デコンボリューションの後には元の周波数帯域を通すバンドパスフィルタを適用しておくこと。
$ supef minlag=???? < cdp_1095_flt_gain.su | sufilter f=?,?,?,? amps=0,1,1,0 > cdp_1095_flt_gain_decon.su


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Last modified: Wed Dec 12 15:46:00 JST 2018