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活火山とは、近い将来噴火する可能性のある火山という意味ですが、未来のことでは定義が出来ないため、現在および過去の活動の証拠から定義しています。日本では気象庁が事務局を担当している火山噴火予知連絡会が「おおむね過去1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動のある火山」と定義しています。この定義をもとに火山噴火予知連絡会において検討し、活火山としています。研究者の調査・研究によって1万年以内に噴火した証拠が見つかった場合には、その研究結果を噴火予知連絡会で慎重に検討し、定義に該当する場合には活火山とします。活火山は火山噴火予知という防災上の観点から決められているとも言えます。
気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html