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成果普及活動 

第59回名大祭 研究室公開企画

地球不思議体験(2018/06/9)

開催日時:2018/06/9(土) 13:00-17:00
場所:理学部E館 E124・E127(企画),E132(特別講演)
特別講演:「地震を使って地球をのぞく」渡辺俊樹 教授
主催:名古屋大学大学院環境学研究科附属地震火山研究センター
ポスター(PDF:2MB)

特別講演   「地震を使って地球をのぞく」
 直接見ることができない地球の中をどうやって調べているのかについて、地震を使った場合を例に講演を行いました。
研究室公開全体の様子
小さなお子様からご年配の方まで、300名近い幅広い世代の方々にご来場いただきました。また、会場を増やして行い、広々したスペースを確保したことで混雑を解消しました。
ダイラタンシー体験
水溶き片栗粉を使って、「固体のように硬くなったり、液体のようになったり」する不思議な現象を紹介しました。握る、叩く、走る、立ち止まるといった様々なアクションでその性質を体験してもらいました。
火山噴火再現実験
火山がどうして噴火するのかについて、油粘土や洗濯のり、重曹などを使って噴火のメカニズムの再現をしました。
ダジックアース
球体スクリーンを使って、地球や月、惑星、東北地方太平洋沖地震の津波の伝播のシミュレーションを投影し、解説しました。
 
偏光板で万華鏡を作ろう
岩石には様々な鉱物が含まれています。偏光板を使って光の当て方を変えると輝き方が変化します。




研究室公開の感想

 昨年と同様に今年度も、地球惑星ダイナミクス講座、地球物理学講座、地質・地球生物学講座が協力して研究室公開を行いました。「火山噴火実験」、「ダイラタンシー実験」、「鉱物で万華鏡を作る」、「ダジックアース」の計4つの企画を行いました。昨年は一部屋で行っていた3つの企画を2部屋に分けて行うことで広々としたスペースを確保でき、目立った混雑は見られませんでした。昨年と同様、今年も大盛況であった印象があります。小さなお子様からご年配の方まで300名近い幅広い世代にご来場いただきました。最後になりましたが、本企画に参加していただいた学生の皆様、特別講演を担当してくださった渡辺先生、準備の段階から協力してくださった先生方、そして来場者の皆様全員のご協力があったからこその本企画だと思います。ここに感謝申し上げます。

M2 岩瀬裕斗