*7 共立出版:現代地球科学入門シリーズ7「火山学」
地下深くの高温高圧の状態で、岩石成分などが溶けた液体状態のものをマグマと呼んでいます。しかし、完全に液体状態のもののみをマグマと呼ぶのか、様々な条件変化などにより結晶を含んだものもマグマと呼ぶのか明確な決まりはまだありません*7。
マグマが液体のまま地表に出てきたり、地表で冷えて固まったものを溶岩と呼んでいますが、地表に出て来て固まる頃にはマグマの時に含まれていた揮発性の成分は抜けてしまっています。例えば、コーラから炭酸ガスを抜いてしまったら、コーラの様なものになるのと同じように、厳密にはマグマ=溶岩ではなく、溶岩はマグマからできた物と言っても良いかもしれません。
*7 共立出版:現代地球科学入門シリーズ7「火山学」
土石流は、多量の雨が引き金となり、土砂と水が混ざり流動化して発生しますが、山腹斜面に噴火による火山灰が堆積していると少量の雨でも発生することがあります。
2018/12/3