やまテラス

ホーム > 御嶽のみどころ > やまテラス

やまテラス

長野県御嶽山ビジターセンター やまテラス王滝

 王滝村田の原(標高2180m)の登山口にあるビジターセンターです。屋外に設置された電子掲示板で、気象庁が発表する御嶽山の最新の火山情報の他、名古屋大学が観測している地震等の活動をリアルタイムに見ることができます。御嶽山に登る際、気象庁の提供する情報や、避難施設の位置、携帯電話の不感地帯などの情報を収集する事ができます。また火山や御嶽山に関する展示や、御嶽山の動物・植物などの展示をみていただくと、御嶽地域の観光がより一層楽しくなります。

御嶽山に生きる動物と植物

 御嶽山(3067m)は、活火山としては日本で2番目に高い山です。そのため気温が低く、『木曽 節』では「木曽の御嶽山、夏でも寒い」と歌われています。山頂部では植物は生育しにくく、地面に溶岩が露出し砂礫地が広がっています。それでも、所々に群生するコマクサなどの高山植物が美しく生えています。森林限界より高い山の上部では、ハイマツが群生し、その茂みや岩陰からライチョウが姿を見せてくれることもあります。

御嶽山の成り立ち

 やまテラス王滝には、さとテラス三岳と同様、御嶽山の3D地形図を用いたプロジェクションマ ッピングがあります。プロジェクションマッピングでは、御嶽山の地質や2014年噴火の噴火口の位置などを見ることができます。3D地形図に投影されるプロジェクションマッピングと同期して正面スクリーンにも映像が映し出され、御嶽山の火山活動を紹介します。御嶽山の火山活動は、休止期を挟み古期と新期の2つの活動期があります。古期の活動は約78万年前〜39万年前、新期の活動は約10万年前以降現在まで続いています。